こんにちは。
先日、生活保護申請時の対応についてお話をしましたが、
もっと身近な「介護券」についてです。
生活保護の申請は支援中にほぼ1回ですが、
介護券はケアマネにとっても更新時ごと、
事業所にとっては毎月の話ですからね。

介護券について学ぼう
1.そもそも介護券って見たことある?
ラム美ちゃんが変なこと言ってますね。
介護保険において、生活保護受給者の自己負担分を役所に申請するための
大事な「介護券」
大きい街だと生活保護課、それ以外だと生活福祉事務所が発行するね。
え…?見たことない…?
そうです。事業所にはたくさんの介護券が届きますが、
ケアマネのいるところ、「居宅介護支援事業所」には
H番号の利用者さん分しか届きません。
H番号を担当していない、サービス事業所も併設でない
ケアマネさんは見たことないかもしれませんね。

2.介護券っていうけどチケット感などはない
ただのA4の紙に「生活保護介護券」って書いてあって、
利用者さんの名前、介護券の「請求番号」が
記載されています。
タクシーチケットみたいに少し良い紙とか、
そういう感じは全然ないです。
うちの市町村では。

3.介護券はどうやって出るのか
生活保護を受給している利用者さんの場合、新規や更新のタイミングで
保護課のケースワーカーさんにケアプランを
提出しますね。そのケアプランをもとに、保護課から
事業所に対して「介護券」が出されます。
一度発行されると、更新時期まで自動で届く。
認定が更新された場合、新しいケアプランと
新しい介護保険被保険者証をケースワーカーに
提出しないと、介護券が届かなくなるのです。
事業所のみなさん、介護券が届かない場合は
1.ケアマネがケースワーカーにケアプランを出していない
2.ケースワーカーがうっかりしている
だいたいこの2択です。
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