どーも、こんにちは。居宅うっかりケアマネジャーの佐々木羊子です。今回は実際にやってしまった失敗について。
徘徊感知器、を間違えて徘徊探知機と書いてしまう過ち
そんなことある?ありました。介護保険でレンタルしているものは主に「感知器」ですね。センサーマットのように踏んだら音がするもの。赤外線で、そこを通ると光や音でお知らせするもの。ようは、ご家族などが本人が動き出したときに気付ける、という便利商品です。
徘徊探知機とは?
え、じゃあ徘徊探知機って何?というと、商品名でいうと「ココセコム」とか。どこにいるか発信器の情報をキャッチして本人の現在地を探すものですね。全然違うじゃん。
そもそも徘徊感知器はケアプランに載せづらい
徘徊感知器が必要ということは何らかの認知症、認知症状があるわけですが、だからといって本人がケアプランを見ない訳ではありません。自分に関係する書類は隅々まで目を通すかたもいらっしゃいます。
え、徘徊感知器のこと書かなきゃだめ?本人は絶対に必要ないと思ってますよ!というジレンマ。どう書きゃいいのよ、といつも悩む。
そもそもポジティブプランとは
マンガの中にコソッと書いていますが、ケアマネジャーは利用者さん本人の「できなくて困っていること」を課題分析し、「どうなりたいか」を前向きに捉える言葉にして、ケアプランに落とし込んでいきます。それがポジティブプラン(たぶん)。介護保険の開始当初は、課題って書いてあるからできないことをそのまま書く、みたいなケアマネが多かったのですね。そうじゃなく、その課題をどうしていきたいか、どんな生活をしていきたいのか、利用者さんやご家族に寄り添って一緒に考えていくケアマネでありたいとおもっていますよ!ふだんは!しかし徘徊感知器…なかなかポジティブにならなくて、ここだけふんわりしているけど許して…が実情。難しいよね。
右の方、サービス種別を書く欄もね、「通所介護」は書けるけど「認知症対応型通所介護」って書きたくないなあ、と思う。
本人の目に「認知症」という文字が見える状況どうなの?
もっというと、徘徊感知機器なんか「認知症老人徘徊感知機器」って書かれているものありますからね。わかりやすさを求めると、当事者に対する配慮って失われるんだなあ…
コメント