トイレのドアを外す、というたまにしかヒットしない提案について

日々の仕事

こんにちは。居宅で主任ケアマネをしている佐々木羊子です。
今日は、ごくごく稀にしかハマらないけど、とりあえずお金のあまりかからない介護の改善策。
「トイレのドアを外すという提案」についてです。

登場人物紹介。新人のラム美ちゃんと先輩ケアマネジャーの佐々木羊子(ようこ)

トイレのドアを外すといいことがある

そうなんですよー。
トイレのドアを外すことで、認知症の利用者さんがトイレを認識しやすくなったり、
歩行器や車いすでトイレに行くときの動線が確保できたりするのです。
しかも、手すりつけたりするよりお金かからないしね。
トイレのドアを外したことで生活や介護が楽になった!という利用者さんはいらっしゃいます。
多数派ではないですが…

でも、トイレのドア外しませんかってケアマネから提案しずらい

まあね、トイレのドアって結構、あって当たり前のものなので、ないとそこそこにデメリットがあります。ほかの家族が困るとか、来客時どうするの?とかですね。
正直、「トイレのドアを外すなんてありえない」と思ってる利用者さんにこの提案をすると
「は?何言ってんの。常識のないケアマネジャーね」と怒られる場合もある。
なので、提案は慎重に…「怒らないでくださいね、うまくいったケースもあるので一応、ご提案なのですが…」と切り出しています。
ただ、本当にそれで「うまくいっている」ケースもたまーにあるので、ケアマネの引き出しの一つとしては持っていても良いのではないかしらん。

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