こんにちは。ゆるゆるケアマネジャーの佐々木羊子です。まず、ケアマネジャーを続けているかたへ、「無理しなくていいんじゃない?」というお話をしたいと思います。
バーンアウトしてやめていく人が多い
離職率の数字などは良くわかりませんが、体感として、疲弊してやめていくケアマネさんは多い。
というか確立なんか高くても低くても、一人でもやめて欲しくないのですね。
できれば元気で仕事を続けて欲しい。
ただ、仕事を続けてほしい…と思っても、自分の人生や家族より大事な仕事なんて存在しないのも事実です。
なので、健康を害しそうなときは早めにやめて欲しい。
利用者さんだって、元気で頑張ってくれるケアマネが一番いいのかも知れないけど、ケアマネが健康を害してまで自分のために頑張るべし、とはきっと思っていない。
仕事自体がつらいとき
職種を変えましょう。
自分にあった仕事はきっとある。
向き不向きの問題で、けっこう利用者さんの事を考えすぎてしまい、家に帰っても頭から離れなくなる、そのせいで休めなくなる…みたいなケアマネさんをたまに見かけます。
施設ケアマネなら大丈夫だったとか、認定調査の仕事が性に合うとか、そもそもケアマネという仕事はとにかく無理、とか。
ケアマネを数年やってみた結果、前職に戻るかたもいますしね。
とにかく、からだ壊したり鬱になるまで頑張ったりはしないで欲しい。
上司や職場環境が合わない
やった!ケアマネの仕事じたいは嫌いじゃないのですか?
転職しましょう。
大きい会社で、上司だけの問題なら、配置転換をお願いするのも有りかもしれない。
聞いてくれない会社ならやっぱり転職しましょう。
私、退職した人が違う職場で生き生きとしているのをみると、嬉しくなりますもの。
(自分が同僚として何か出来なかったのか?と悔やんだり反省したりはもちろんあります)。
合わないものは合わないんです。ここでも無理することない。
仕事を教えてもらえない
うーん。これもあるのか?
ひとり居宅が大変だとは噂に聞きます。
上司が忙しくて仕事を教えてもらえない、ちょっと意地悪だから聞きづらい。でも仕事はしたい…
そんなとき、このブログの情報が少しは役に立つといいのですが…
でも、仕事をきちんと教えてもらえない職場、よくないと思うな。やめちゃダメかな。
自分のペースで、出来る範囲の仕事をしよう
転職退職ばっかり言っているように聞こえるかもしれないけど、
本当に、本当に無理だけはしないで欲しい。
みなさんよく寝て、よく遊んで、無理のない範囲で仕事しましょう。
(佐々木は小さいころに読んだ、ゆうきまさみ先生の『究極超人あ~る』という漫画がとても好きで、その中の「あんたたちは、息抜きのあいまに人生やってるんだろう!!」というセリフがとても好き。
そんな風に生きたいと思っています。息抜きのあいまの人生、最高。)
逃げ道をたくさん、用意しよう
いわゆる趣味とか、そうでなくても「気をそらせるもの」。
沢山あればあるほど有利だと思う。
一つしかないと、それがうまくいかないときに困るから。
わたしは、職場にて…
・悩んだり行き詰ったらとりあえず、コーヒーを入れる
・両手を「パン!」と叩いて鳴らす
・マインドフルネス。「今、ここ!」と心の中で念じて、両手の人差し指同士をくっつけてその感覚に集中するだけでもだいぶ違う。どこでも出来て便利。
・心の中の内野聖陽さんに「俺のとは違うな」と言わせる(『臨場』大好きでした)
・心の中で「アナザーディメンション!」と叫んで意識を飛ばす(聖闘士星矢)
職場以外…
・数独のかなり難しいものを解く(キラー数独のノーヒントのやつ)
・編み物(模様編みがおススメ)
・麻雀
・ケーキ買って帰る
・写経(筆ペンでもボールペンでもOK!)
・寝るったら寝る
・寝られなかったら漫画を読む(次の日はツライ)
・寝られなかったら「寝たまんまヨガ」などのアプリを試す
・寝られなかったら制度改正の資料を読む
(高確率で眠くなるし、眠れなかったら勉強になる…と心を慰める)
など、「これをしたら気分転換になる」と自分が思い込めることを増やしています。
プラシーボ効果ってあるじゃないですか。
「これをしたら私は気分転換できる!」と思い込むこと大事。
あと、もうひとつ。これ、かなり大事なことだと思うのですが…
プラシーボ効果を最大限に発揮する方法。
「私は暗示に弱い。めっちゃ暗示効く」と思う所から始めるのです。
病は気から。
コメント
研修や会議(とくに最近の自立支援型をうたったヤツ)の正論ぜめにうんざりしています。
記事の内容ありがたかったです。
正論は正論として、私たちのできる事には限界がありますしね。