利用者のお買物問題(ネットスーパー、生協、買物代行)

介護保険の制度のはなし

買い物に行けない高齢者

ケアマネジャーの皆様、利用者さんがお買い物行けないの、困りますよね。家族がいて買物してくれれば良いですけど、要介護認定を受けていないけど買物できないご家族とかがいらっしゃると、ヘルパーの買物代行もできずにさらに困りますよね。

いくつかある宅配サービスについてメリット、デメリットをご紹介していきたいと思います。ちなみに私は、自分なら目が悪くならない限りはネットスーパー一択だなあと思っている。今のところ。

介護保険の買い物支援
ケアのまねごと

ネットスーパー

ネットスーパーの良いところはその日か、次の日には届く所です。品揃えもまあまあ多いし、その日の特売品とかある。ただし、今現在80歳代でインターネットやったことない利用者さんにはまず無理です。スマホ画面で選ぶのもしんどそう。家にネット環境があってパソコン操作できて、クレジットカードも持っている利用者さんになら一応薦めてみる?くらいの選択肢です。今後は増えていくんだろうなあと思っている。
あと、家族が本人に買いたいものを聞いて、ネットスーパーで購入→本人宅に配達、というパターンもあった。

ヘルパーの買物代行

買物代行。本人が買いたいものをメモしておいて、ヘルパーさんが買いにいくアレです。行って帰ってくるのにまあまあ時間がかかるので、スーパーが遠いと途端にハードなサービスになる。あと、買い間違いとかトラブルは多い。500ミリリットルの牛乳頼まれて、売り切れていたときに200ミリリットルを買うか1000ミリリットルにするか買わずに帰るか。センスが問われる。利用者さんが自分で買い物できていたころより物価も上がっているし、ほうれん草にいくらまで払うか、とか本当に難しいと思う。でも、新しい事が一切受け入れられないひとにはこれしかない
注意点としては、家事援助になるので同居家族がいると利用できない、ということ。一緒に行くなら「買い物同行」で身体介護。これなら同居家族がいても対応OKです。ここらへん、ちょっと難しいですよね。

生協の宅配サービス

生協…私の仕事しているエリアには生協の宅配サービスがある。ネットスーパーと大きく違う所は紙ベースで商品が見られる、カタログショッピングのような楽しさとかなり豊富な品揃え。そして、注文してから1週間後にならないと商品が届かないという所。商品とカタログが届いたその日に次週の注文書を仕上げてしまうと、なんと届くのは約2週間後だ。注文したつもりなのに商品が届かないから注文書にまた書いてしまって、ニンジンが2週続けて届くなんてことは日常茶飯事です。これを防ぐには、注文を取りに来る直前に注文を書く事なんだけど、そうするとうっかり注文書つくるの忘れていたやっばい配達のお兄さんが来てしまった、という事態が起こる。どっちもどっちだ。容量も若干ファミリー向けで、多い気がする。
ここまでなんか欠点が多いようですが、週によって取扱商品が違って、食品のページにはレシピも載っていたり、最近は届いたその日に食べる用の総菜メニューもある。チラシをみてヘルパーさんに頼むよりは買物の楽しさがある、と思う。あと、本当に品ぞろえが豊富。重たいお米やペットボトル飲料はもとより、家具(タンスやテーブルまで)や寝具(羽根布団とか)、日用品の取り扱いもあるので、本当に何年も生協だけで暮らしている人を見たことがある。その方は、おむつも介護用品も、汚れてしまったカーペットもエアマットに被せるゴム付きのシーツも、パジャマもお洋服も全部、生協で注文していた。せっかちでさえなければ、生協で生活の全てが賄えるのだと戦慄したものです。
あ、ちなみにヘルパーが買い物に行かず、生協の注文書記載を支援しているケースもありました。目が悪いとか、品物は選べるけど筆圧が弱くてマークできないとか、声かけないと注文すること忘れてしまうとかね。それも大事な支援だなと思います。

以上、高齢者の買物について佐々木の私見をまとめてみました。買物するときに何が大事か、どんな方法なら本人が受け入れられるのか。ケアマネジャーとしては引き出しを増やして対応していきたいですね。

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